2021/03/26
広島での生活を始めてすでに30年以上経つので、ご多分に漏れずカープファンになりました。
広島に住んでいると、あたり前のようにカープの情報に触れます。
環境に順応するのが進化の一つだとすれば、広島に住んでいてカープ贔屓になるのは、生物としての進化の過程として当たり前かもしれません。
スーパーにいけば
「カープ♪、カープ♪、カープ、広島♪、ひろしーまー♪、かぁーぷー♪♪」とスピーカーから流れていますし、青いはずのローソンが赤くなっていても、広島なら、「さもありなん」と思います。
「お父さん犬が有名なパリーグの球団」とカープが対戦する交流戦を観戦するために福岡ヤフードーム(いまはPayPayドームでしょうか?)へ行ったときに、行路にユニフォームを着ていない方々が多く驚きました。
広島ではカープの試合を観戦に行く日は、カープユニフォームを着用して家を出ます。それも老若男女問わず、言わずもがなです。
マンションのエレベーターのなかで、カープユニを着ている人をみると「今日はカープですか?」と声をかけ、球場に行けない私の分も応援してくださいね、と思いを託します。
令和になっても、カープを通して広島の独特の人情は残っています。
そんな場面、昨年は少なかった・・・
2021年3月、「お父さん犬が有名な球団」とカープが対戦するオープン戦の日に
カープユニを着て球場に向かって歩く、ファンの笑顔がたくさん見られた広島駅で感じた思いでした。