2016/07/27
暑い日々が続きます。
とびひの患者さんが増えてきました。
とびひは皮膚表面の細菌感染症です。
虫さされ、あせも、湿疹をかきむしったり、擦り傷をきっかけに起こります。
とびひにならないためにはこれらの病変を早目に直しておくことが大事です。
とびひになってしまったら・・
自分の皮膚のみでなく他のお子さんにも「とびひ」します。
皮膚表面を清潔に保ち、表面の滲出液がほかの部位に広がらないようしましょう。
入浴時に十分に泡立てた洗浄剤で丁寧に洗いましょう。
痛みが強くて洗うことができない場合は優しくシャワーで流しましょう。
入浴後は軟膏を十分量塗布したガーゼで病変を覆いましょう。
鼻の穴の出口もとびひになりやすい場所です。
鼻のまわりがじくじくしたら触らないように心がけましょう。
手指もまめに洗いましょう。
特に指先や爪の周りは原因となる細菌が定着しやすいので、丁寧に洗いましょう。