2015/07/15
昨年リビングひろしまに掲載された「しんどう皮ふ科アレルギー科」のコラムを紹介します。
No.2「肌の大敵・紫外線〝光老化〟って?」です。
Q 紫外線が気になる季節。肌への影響や対策法を教えてください。
A 紫外線が肌に悪影響を与えることは知られていますが、意外と軽く見ている方が多いよう。
若いからと紫外線を不用意に浴び続けると、後々〝光老化〟や皮膚ガンなどを起こしかねません。
紫外線の中でもUVAは、皮膚の深いところまで入り込み、皮膚を弱めてハリをなくし、
シワを作り…と皮膚自体を老化させてしまいます。
これが〝光老化〟です。
最近はオゾン層の破壊により、皮膚ガンを起こしやすいUVB、UVCの影響も
問題になっています。
外出時は必ず日焼け止めを。
赤ちゃんのころから習慣づけることが大切です。
日焼け止めには紫外線吸収剤と散乱剤の2種類があり、肌によっては合わないことも。
成分を見れば何が合わないのかが分かるので、気軽にご相談ください。
もし日焼けしてしまったら、すぐに鎮静作用のあるローションなどでケアを。
症状が続く場合は、紫外線以外の原因も考えられるので、専門の医療機関へ。
(リビングひろしま 2014年6月28日号)